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TikTokが危ないといわれている理由|本当に危険なの?
TikTokが危ないといわれている理由|本当に危険なの?
近年ではTikTokやYouTubeショートといった、ショート動画を使用したマーケティングが主流になっています。
文字よりも分かりやすく、画像よりも伝えられる情報が多いことから、多くのユーザーが視聴しています。
しかし、TikTokは近年急速に進歩したサービスであることから、さまざまなリスクを考慮してしまうものです。
こちらの記事では、TikTokが危ないといわれている理由や、本当に危険なのかについて解説します。
個人情報の流出リスクがある
TikTokでショート動画を作成して投稿する際には、撮影場所を選ばなければなりません。
中学生や高校生の場合は近所の公園や学校などで撮影することがありますが、気を付けなければ個人が特定されることがあります。
恐ろしいことに、画像1枚からでもさまざまな情報を特定することができ、個人を見つけたという事例があるのです。
TikTokの場合は背景に移り込んだ店舗名や通過している電車などから、個人を特定される可能性があります。
また、多くのアカウント名に本名を使うと容易に個人情報が特定されてしまうため、アカウント名にも注意が必要です。
個人情報の漏洩や特定が気になるという方は、背景に十分に注意しつつ、アカウント名にも工夫を凝らしましょう。
人通りが多かったり、自宅から離れたりしている場所で撮影することによって特定されにくくなります。
学生の人たちは制服からも特定される懸念があるため、私服やコスプレなどでかく乱することも対策のひとつです。
無断転載
「TikTokが危険だ」といわれる理由のひとつとして、自分が投稿した動画が知らないところで利用される懸念が挙げられます。
TikTokは拡散性が高いサービスではありますが、その拡散性から悪質に利用するユーザーに目を付けられる可能性が高いです。
自分が投稿した動画が無断でほかのWebサイトに使われていたり、悪意を持った第三者に改変されたりする可能性があるのです。
特に、悪意を持った改変をされたあとに、まわりまわって投稿者本人の目に留まってしまうと、心に大きな傷を残します。
「こんな意図で投稿したわけじゃないのに…」と思っても、流通している動画を止めるのは容易ではありません。
最悪の場合、外出をすると白い目で見られることから、引きこもりになってしまうという人は少なくないものです。
これらについては悪質な動画が広まった段階で運営に連絡して、停止してもらうことが有効な手段になります。
また、非常に悪質だと判断したときは警察に相談することによって、犯人の特定や逮捕などを手伝ってくれるでしょう。
誹謗中傷
どのような時代でも、自分の行動に対して不平や不満などの誹謗中傷の発言をする人はいるものです。
特に、インターネットが普及してからは顔や名前を伏せて、匿名で自分の意見を投稿できるようになってしまいました。
2chやTwitter(X)などをはじめとして、さまざまなサービスで発せられる誹謗中傷は、TikTokにも及びます。
TikTokは拡散力が高いサービスであり、多くのユーザーに配信されることから誹謗中傷を受けやすいサービスといえます。
誹謗中傷は故意・故意ではないにかかわらず、相手の心に傷を負わせる行為であり、TikTokの意思から外れているものです。
誹謗中傷をしてくるようなユーザーは多々いるもので、そのようなユーザーはブロックしておきましょう。
TikTokのブロック機能を利用することで、そのユーザーは動画を視聴したりコメントを残したりすることができなくなります。
ブロックされた人は相手のアカウント情報を見ることができなくなるため、ブロックしていることがバレてしまいます。
それでも、相手は自分に対して何もすることができないことから、これまで通り快適にTikTokを楽しむことができます。
出会い系などの犯罪目的に使われる
一時代前に、SNSやWebサービスなどのなかには「犯罪目的の出会い系サイト」がありました。
近年は比較的安全なマッチングサービスがローンチされていますが、かつてはそうではありませんでした。
メールアドレスや電話番号、本名だけではなく、住所やクレジットカードなどさまざまな情報を抜き取る悪質サイトがあったのです。
TikTokにおいてはこのような機能はありませんが、DM(ダイレクトメッセージ)機能を悪用して情報を抜き取る人がいます。
実際に、個人情報をだまし取ろうとする詐欺師や、出会い目的で接触してくる悪徳業者が後を絶ちません。
これらについてはDMの設定をオフにすることによって、DMの受信ができなくなります。
怪しいメッセージが多くなってきたと感じたときは、DMの設定をオフにしておきましょう。
ネットストーカー
現実世界におけるストーカーとは、つきまとい行為や位置情報無承諾取得などを繰り返し行うことを指します。
これらの行為はストーカー規制法で規制されており、抵触すると懲役や罰金に処せられる可能性があります。
下記のような行動がストーカー規制法に抵触する行為であり、危険性を判断するポイントになることが警視庁で明記されています。
- 行動を細かく知りたがる
- 自分の思い通りにならないと怒る
- 暴力や乱暴な言葉を使う
- 一方的に何度も出会いたがる
- 周囲の知人や友人に連絡をする など
TikTokにおいては自宅や行動範囲を特定する「ネットストーカー」の被害に遭う人が後を絶ちません。
ネットストーカーの被害に遭ったときは、すぐに専門家や警察に相談しましょう。
まとめ|安全にTikTokを使うためにはコツがある
こちらの記事では、TikTokにおける危険性と対策について解説しました。
下記はTikTokを利用しているときに発生する可能性があるリスクです。
- 個人情報の流出リスクがある
- 無断転載
- 誹謗中傷
- 出会い系などの犯罪目的に使われる
- ネットストーカー
これらの対策として、DMの受信機能をオフにしたり、被害に遭ったときに専門家や警察に相談したりすることが挙げられます。
TikTokを利用する際、リスクの発生原因と対策について理解しておきましょう。